説明
2022年秋冬シーズンカラー「STEEL BLUE スティールブルー」です。
中近東から地中海沿いの地域からインスパイアされた目を引くアラビアンカラーの新色のウォレットです。
フラップとがま口がついたWフェイスの2つ折り財布。
内側には、2つの仕切りの札入れと充実した6ヶ所のカードホルダーが配置され、機能性にとても優れたアイテムとなっています。
通常の木材のタンニンを使うと急速に茶色になってしまうカラーのため、木材ではない特別なタンニンを使用しているためエイジングが遅く、染料染めでバケッタ製法なので色が濃く変化していきます。
【SIZE】
タテ 11㎝
ヨコ 11㎝
厚み 2.7cm
※ヌメ革
「タンニンなめし」でなめされた皮の中でも、型押しや染色などの表面加工していないナチュラルレザーを「ヌメ革」と呼びます。一般には、染色を施したものを含めていう事が多いです。
【IL BISONTE イルビゾンテ】
偉大な職人である、ワニー・ディ・フィリッポは煙草をくわえてこう語ります。
「雨が降ればどちらも濡れ、晴れればどちらも日に当たり、
あなたが日焼けすれば、バッグも日に焼けます。
あなたのイルビゾンテはあなたの一部になるのです。」
1945年にベネチアの近くで生まれたワニーは、父と同じカラビニエーリ(軍服を着て馬に乗ったイタリアの警官)や車のパーツ販売を経験しながらパリのアートスクールの通信講座でアートを学びました。
そして妻ナディアの親戚のバッグ工場で技術を学んだ彼は、職人気質なバッグにユニークなデザインを施し、バッファローのマークをつけました。
ビゾンテ(バッファロー)の持つ、力強く誇り高いイメージに魅せられ、私は自分の作品の印としてバッファローのマークを使用しています。
1970年、フィレンツェの高級店街から一本入ったパリオーネ通りにワニーと妻のナディアは小さな革製品の店を出し、注文に応じて地下室でバッグやベルトを作っては売っていました。
やがてフィレンツエの他のお店からもオーダーが入るようになり、その中のひとつで彼等の友人のいた『プリンチペ』に置いたことから、アメリカ人のバイヤー等の目にとまり、少しづつパリやアメリカなど世界に拡大していきました。
1990年には、同じパリオーネ通りに大きくなった現在の店を構え、今でも70年に始めた頃と同じ革の匂いを漂わせています。
また、現在では本拠地フィレンツェをはじめローマ、ニューヨーク更にはカナダ等各国主要都市にショップをもっており本物志向のファンに愛され続けています。
IL BISONTE(イルビゾンテ)は、ナチュラルな革で職人がハンドメイドで作り上げるイタリアのレザーブランドです。使えば使うほど色が深く、革が柔らかくなり、持つ人に馴染んでいきます。
バッグ、財布をはじめ、豊富なアイテムに、毎年・毎シーズン何か欲しくなってくるブランドです。